太陽光発電設備のフェンスにバイナルフェンスが採用
腐ったり、錆びたり、メンテナンス費用がかさむ、耐用年数の心配、廃棄に困る金属フェンスから腐らない、錆びない、メンテナンスが簡単、環境に優しい、無公害、ソーラーパネル以上の耐用年数を持つ、素材であるバイナルフェンスが注目を集めております。
太陽光発電施設施工実例
千葉県千葉市 -国内最大規模でバイナルフェンスが採用されました-
バイナルフェンスを採用していただいた現場では日本最大級です。面積にして約12,000坪、総長約2,000mの施工を行いました。
周辺住民の方の生活、大型太陽光施設の安全と市街地景観を考慮したデザインです。
千葉県四街道市
群馬県前橋市
ソーラーパネルに影がかからないよう日照角度からソーラーパネルまでの距離、高さを割り出し、赤城おろしのような強風、寒風、地盤が火山灰という条件を考慮して設計しました。
群馬県高崎市
ソーラーパネルの裏側はセミプライバシーフェンスを設置し人が容易に侵入できないようにしました。群馬特有の強風に耐えられるように部分ごとに高さや長さデザインを変更し住宅街の景観に配慮しました。オーダーメイドでオリジナルデザインにも対応いたします。お気軽にご相談下さい。
金属フェンスとバイナルフェンスの違いについて
メッシュフェンスの使用用途によっては、強度の弱いものもあります。またアルミ素材のものだと、油分などで汚れたりした場合は、水拭きをしたり、中性洗剤を薄めたもので軽く洗い流すなど、お手入れが必要となります。スチール素材だと、錆などが起きやすくなりますので、錆止めを使うことや、錆を落とす専用のものがあるので、メンテナンスが必要です。
・アルミ素材:汚れた場合は拭き取りが必要 ・スチール素材:錆などが起きやすい
サビ、腐りもなく、変色もしにくい。表面の美しさを長期間保ち耐久性に優れたお洒落で理想的なフェンスです。太陽光発電施設もよりクリーンなイメージに!
自社加工しておりますのでソーラーパネルに影がかからないよう、高さ・隙間等デザインが自由自在です。
太陽光発電施設のフェンス・柵設置義務について
自然エネルギーの代表である太陽光発電施設が世界中で整備され経済産業省が発表した改正FIT法(2017.4.1)により、 盗難などのリスクの軽減や子供の侵入による感電等の事故防止、いたずら等による発電所稼働停止の防止などを目的とした立入防止策として、人の侵入を防止するフェンス・柵の設置が義務づけられました。
フェンス・柵の規定は「事業計画策定ガイドライン」という経済産業省が発表している資料に記載されています。柵塀等は発電設備の設置後速やかに設けることが望ましく、遅くとも運転開始までには設置を完了することが必要である。また、平成 29 年 3 月 31 日以前に取得している発電設備については、改正後の FIT 法の認定を受けたものとみなされた日から 1 年以内に(この時点で運転開始前である場合は運転開始後速やかに)柵塀等の設置を完了することが必要である。 「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」 第2章 適切な事業実施のために必要な措置 第2節 設計・施工 4.周辺環境への配慮 より抜粋
フェンス・柵設置時に遵守すべき5つの基準
フェンス・柵の設置基準は次の5つです。
- フェンス・柵と太陽光発電設備の距離は、外部から発電設備に触れられない程度にすること
- フェンス・柵の高さは、立入防止措置として簡単には入れない程度を確保すること
- フェンス・柵の使用素材は、簡単には取り除けないものにすること(ロープのような簡易的なものは不可)
- フェンス・柵の出入り口には、施錠等すること
- 外部から見えやすい位置に、立入り禁止看板をつける等の立入り防止措置をすること
これらの基準は、経済産業省が発表している太陽光発電の「事業計画策定ガイドライン」に記載されています。
株式会社カリテスでは「事業計画策定ガイドライン」に則り、フェンス設置のご提案をさせて頂いております。